この話の後日談です。
【↑この話の大雑把なダイジェスト】
・キャッシュカードと暗証番号をだまし取られて、不正に出金された。
・詐欺に気づいて、カードを止めた。
今回は、キャッシュカードを再発行したときの話です。
「同じ暗証番号でしか再発行できない」と言われたので、危ないんじゃないかと思って問い合わせしました。
問い合わせの結果、「盗まれたカードと同じ暗証番号でカードが再発行されても、犯人に不正に引き出されることはない」ということが分かったので、詳細を書いておきます。
カードの再発行の書類が送られてきた
キャッシュカードを詐欺の犯人に取られた訳ですから、もちろんすぐにカードが使えなくなるように止めます。
その後「カードを再発行する」手続きをします。
父の元にも、郵送でカードの再発行の書類が送られてきました。
送られてきた書類を見たんですが、確かに分かりにくい。
っていうか、こういう手続き関係の書類って、「初めて見る人には訳が分からない」ことが多くないですか?
私でも、どこに何を書いたらいいか分かりにくいのに、高齢の人にこれを書けというには、かなり無理があります。
(銀行に行けば教えてくれると思いますけど)
キャッシュカードは「同じ暗証番号」で再発行される?
書類を読んでいて、ひとつ引っかかったのは、「同じ暗証番号で再発行します」という内容。
今、犯人の手元に父のキャッシュカードがあります。
暗証番号も犯人の手元にあります。
今は、カードは使えなくなっているので、不正に出金されることはありませんが、同じ暗証番号でカードが使えるようになったら、犯人に引き出されたりしないの⁉
当然、暗証番号はすぐに変えるつもりですが、「カードが使えるようになってから、暗証番号を変えるまでの時間が危なくない?」って思ったんですよね。
銀行に問い合わせてみた
「詐欺でカードを盗られて、その後再発行する」というのは、個人ではあまり体験することではないと思うんですが、全国レベルで見たら、それなりにある事例だと思うんですよね。
銀行では想定されている内容だと思うので、銀行に問い合わせてみました。
カードごとに「使える・使えない」が設定されている
コールセンターのお姉さんが私の疑問に答えてくれました。
私は、「ひとつの銀行口座に対して、”カードが使える・使えない” が設定されている」と思っていたんです。
不正引き出しのあった口座でカードが使えるようになってしまうと、犯人の持っているカードでもお金が引き出せるんじゃないかと思って心配だったんですよね。
でも、そうじゃなくて、カードごとに「使える・使えない」が設定されているそうです。
盗まれたカードは、「使えない」ようにしました。新しいカードが再発行されても、盗まれたカードは「使えない」ままです。
だから、同じ暗証番号でカードが再発行されても、犯人の持っているカードは「使えないカード」なので、出金することはできないんです。
紛失して、カードを止めた。そのカードが見つかった時は?
今回は、明らかに盗まれたんですが、「カードをなくしたと思って止めたけど、その後、家の中で見つかった」ってこともありますよね?
そういう場合は、「そのカードを使えるようにする」手続きになります。
再発行の書類には3つ選択肢がありました。
1.カードを再発行する
なくしたカードは使えない状態のまま、新しいカードが使える状態にする
2.止めたカードを使えるようにする
カードが見つかったから、そのカードを使える状態にする
3.この口座では、もうカードは使わない
今後は通帳の取引のみで、カード自体を廃止する
こんな感じだったかな?
でも、こんなに親切には書いていない訳ですよ(^^;
とりあえず、私が理解したことを書いてみましたが、分からないことがあったら、銀行に問い合わせてみてくださいねー。